推薦図書記事一覧

物語文では、さまざまな文章に触れて感性を磨くことが大切である。論理的に読む適切なトレーニングを積むことで一定の線まで読解力をつけられるが、それでもなお小学生の場合、経験値の不足から物語文の心情を理解できないことが多い。素材文の内容によっては点数がガタ落ちするのだ。ここが攻略ポイントの一つとなるので、余力があるなら読書をして間接的な経験を積む(本の世界の中で疑似体験する)ことで感性を磨くのが有効な対...

説明的文章は、文章構成をとらえる練習と筋道をとらえる練習をくり返すことが肝要である。構成のはっきりした文章からスタートし、それらを基礎としながら構成が形としてあらわれない文章にまで対応の範囲を拡大するという方法をとるとよいだろう。私が生徒に教えるときは、そのような流れで段階を経て学んでもらうようにしている。もっとも、読書はそうした受験ノウハウを身につけることよりも、素材文からさまざまな背景的知識を...

2014年度入試で、開成中学校で突如、詩の出題がされ、話題となった。詩の読解にはセンスも必要だが、一定の水準までトレーニングを受けておくことがのぞましい。開成で出題されたのは、同年度に逝去されたまど・みちお氏の詩であったが、入試に出題されやすい著者の詩集をピックアップしてみた。

中学受験生向けのおすすめ図書を紹介しています。ここでは低中学年向けのおすすめ児童書を紹介させていただこうと思います。塾に通い、高学年になると、カリキュラムが激しくなるので、ほぼ読書をする時間はないと考えてください。(本が好きなお子様なら息抜きで受験勉強の合間に読書する子も中にはいますが…)低中学年のあいだに本に親しんでおくことは、受験勉強の素地をつくるだけでなく一生の財産にもなりえます。ここでは児...