2015、中学入試、説明文,出典,ランキング

2015年度の中学入試に出題の多かった説明的文章のランキングです。

 

銀本や有名中入試問題集などを参考に作成しています。

 

説明的文章に印象が近い随筆文も説明文ランキングに含めて作成していますので、他で公表されているランキングと異なる場合があります。

 

 

 

 

出題校                                   出題の内容
神奈川学園中学校 文明と自然の両者に属しているわたしたち人間の立場に気づかせてくれる一節を出題。文明から恩恵を受けているのは他ならぬ私たちであるのに、環境破壊を一方的な悪と決めつける立場に疑問を投げかける。人間の立場とはいわば「境界線の上に立つものである」と、ひとつの現象の両面をとらえる大切さを主張する。

 

小問数は十四題と多いが、四字熟語・慣用句の知識問題と、記号選択とぬき出しの客観問題のみの出題。

 

 

 

その他の出題校

香蘭女学校中等科
川村中学校

 

 

 

2014年度には、桜蔭中学校が出題しています。

 

 

 

出題校                                   出題の内容
跡見学園中学校(第一回) 欧米の学生ように「個性を伸ばせ」「自己を確立せよ」といった教育は、若い人たちに身の丈に合わないことである、という指摘を旨とする一節を出題。日本には「個性」「自我」を強く求めない文化があるので、自己主張すること、意志をはっきりさせることは、日本人にはなじなまいと、従来の論調とは逆の立場を取っているのは面白い。

 

小問数は七題。記述一題を除けば、選択形式の空所補充や内容一致が中心である。

 

 

 

その他の出題校

海城中学校
南山中学校(男子部)

 

 

 

 

 

2014年度の説明的文章の出典ランキングでは1位でした。

 

出題校                                   出題の内容
青山学院中等部

詩との融合形式で出題されています。「なつかしい時間」は、故長田氏がみずからの詩と共に、NHKテレビ「視点・論点」で語った十七年の集成です。

 

 

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