アーバン出版局「1000のことば」  語彙不足のお子様にうってつけ?!

1000のことば,語彙力,おすすめ問題集

高学年を対象とした「難語2000」に比べ、比較的ゆったりした紙面構成。

 

低・中学年のお子様をターゲットとしたなじみやすい語彙力養成問題集です。

 

ハードな「難語2000」に比べると入りやすい印象

 

 

 

 

 

「1000のことば」ってどんな問題集なの?

 

ことばと対応する意味を、線と線などで結びつける問題集です。
例文を自作したり、意味を書き込んだりするのは、まだハードルが高いというお子様には、
何か語彙力対策に手を打っておくという意味では良いでしょう。

 

 

語句を徹底強化するための本格的なトレーニングとは言いがたいのですが、ハードルの低い入り口を提供するという役目は果たします。

 

 

なお、「1000のことば」(正式名称は「ちょっと難しい1000のことば」)には、2冊のラインナップがあり、段階的に収録語彙が難しくなってくる仕組み。

 

 

 

それら2冊と対応した準備的な位置づけとして、まんがとイラストの入ったジュニア版もあるので、何から手を付けてよいか分からない方は、まずはこのジュニア版から始めるのがよいでしょう。

 

 

マンガ感覚でぱらぱらめくりながら、ながめて楽しむという感覚であり、これに取り組むことでテストに即効で効果が出るという代物ではないが、お子様が言葉に興味をもつきっかけになる可能性は大いにあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の2冊の参考書は、ことばと意味の文章が主体であるのに対して、こちらはまんがとイラストが入っているタイプ。例文の自作はまだ無理というお子様におすすめできます。

 

 

 

 

「ちょっと難しい1000のことば ジュニア版」でものたりなさを感じる方には、2016年に「追加の456語」が出版されました。