往年のベストセラーです。
『漢字の要』の基礎となった漢字問題集です。
旺文社といえば英語のマメ単など、膨大なデータを保有する定評のある出版社です。
サピックスでは数年前までは、これに準拠したテストを行う教室がほとんどだったのですが、
自社で蓄えたノウハウを詰め込んで、独自の漢字参考書を作ったというわけです。
声の教育社『漢字 合格の2730題』
漢字の読み書きのみならず、漢字関連の問題(部首や画数、筆順・対義語…)を出題頻度の順に掲載。
単体で出題される漢字の読み書きのほかに、漢字の応用問題を出題する学校を受験される方には最適です。
「薔薇」の漢字で有名なあの人です。覚えにくい漢字の特定のパーツに〇を付けて、集中的に覚えるとあら不思議。漢字がみるみる書けるようになるというのですが、中学受験用のこの参考書については賛否両論あるようです。その多くは著者が中学入試の専門家ではないという一点なので、漢字そのものよりも、漢字の覚え方を習得する気持ちで使用するとよいでしょう。
ただし、その記憶法が合うかどうかは不明なので、当サイトからのおすすめ度は微妙です。
少なくとも追い込みをかける入試直前期には適していません。